クリスマスの準備
今日は、私がたまたま買ったクリスマスの教会のコーラスCDが滞在先の近くであったことが判明したため、ご主人にその教会へ連れて行ってもらった。
車に乗る前に、「倉庫の階段のところに貝殻を並べているのはなぜか?」といつも疑問に思っていたことをたずねると、「ここに置くと、毎朝出かけるときに海に行ったことを思い出すことができるだろ?」と嬉しそうだった。
驚いたことに歩いても10分ほどでいける距離である。
今日は日曜なので信者がたくさん来ていてセレモニーがあるとのことなので、それが終わった頃に行ってみた。
本当にみんな正装している。というか、盛装?
子供も大人もドレス着てるし。
「赤毛のアン」の教会用の服っていうのを思い出した。
外観は煉瓦造りの古くて立派な建物。ご主人の説明によると、教会のすぐ裏に教会が運営している小学校があるという。
小学校は木造で、暖かい感じだった。「とてもいい学校だよ」
それから、教会の中へ。
欧米の教会の造りは、まあどれも似た感じである。
そこに大きな透明の器に水が入っているのを発見した。
「あれは何?」
「あれは、赤ちゃんが洗礼を受けるときに使う水だよ」
小説とかで読んだことがあるが、実物を見たのは初めてだ。そばでじろじろ見まくっていると、神父さんが「こんにちは」とやってきた。
神父さんは大体おじいさんである。ちょっと若い神父さんは雰囲気ではないし、実際あまり見ないのはなぜか?
「この子は日本から私の所に滞在していて、この教会に興味があるとのことなのでつれてきました」
「教会はいつでも誰でも受け入れていますよ」
神父さんに挨拶し、握手をした。そして、神父さんの歯のほとんどが虫歯であることを発見した。
教会の外に出ると、隣の大きな白い建物が神父さんの家だとご主人から聞いた。金持ちなのに、歯医者に行ったらいいのに。。。
それから、奥様が働き始めたフレンチのお店に。今日は10周年記念ということで、なにやらのサービスがあるらしい。
立地場所は工場?という雰囲気の殺風景な所であったが、お店のなかはフランスの田舎っぽくてなかなかおしゃれである。
店の経営者らしきおじさんが、ご主人を見つけ無料のシャンパン?をふるまっている。奥様が働いているブティックに行って声をかけると、カフェの方に連れて行ってくれ、紅茶をごちそうになった。
カフェも街のカフェと違い落ち着いた雰囲気である。音楽もクラシックが流れ、老夫婦が食事をしている。
お兄さんも男前である。
お茶を飲んだ後、店のなかをぐるっと一周。フランスのワインやお菓子を輸入して販売しているらしい。
気になっていた雑貨コーナーでクリスマスの飾りようの鳥を買った。こちらの飾りはラメラメで派手派手である。最初見たときは、どうだろうか?と思ったが見慣れるとかわいく思える。もうすぐ日本に帰ることだし、記念に買うことにした。
それから、丸い缶に入ったCDを購入。何を買うにも選ぶのに時間がかかる私は、CDを選んでいる間に奥様に見つかり、「まだいたの?」と声をかけられた。
それから、一路スカイタワーへ。
どのガイドブックにもオークランドの見所のトップに書かれていて、大学からもいつもその姿を眺めていたが行く機会がなかったのである。是非とも行かねば。
しかし、天気予報は晴れだったのに、朝までは晴れていたのになぜか雨。
今日タワーに昇っても何も見えそうにない。
ダウンタウンで今一番はやっているとガイドブックに載っていた通りに行ってみる。
なるほど。一番大きな通りは、いまいちな土産物屋や大きなデパートぐらいしかないが、ここは小さいがおしゃれな店が多い。
そこでいろいろ見て回り、大学に行っていたときに中国系女子に連れて行ってもらったフードコートへ。
そのときは、前に大学で働いていたけど今はアニメーションスクールの事務をやっているという香港人の女の子と一緒に初めてのマレーシア料理を食べた。
そのときも帰りに雨が降り出して、香港人の女の子に傘を借りることになったが、時間がなくなったので、走って戻ったのだった。
彼女の「アイハブマイアンブレラ」というかわいい声を思い出した。彼女は身長が140センチぐらいでちょっとぽっちゃりした色白のショートカットの赤ちゃんみたいな容貌の女の子だった。
そのときは平日だったから混み合っていたが、今日は人もまばらである。
それから、ガイドブックに載っていたビクトリアマーケットというところに行ってみるが、なんですか、ここは?というぐらいにさびれた店しかなかった。
昨日、購入した羊のスノードームもここでは3ドルも高い。ぼったくりだ。
見る物もないので、バスに乗り、滞在先へ。
ご主人の屋根のペンキ塗りも朝のままである。
帰るとちょうど、クリスマスツリー用のもみの木を設置しているところだった。本物の170センチ以上あるもみの木はいいにおいがする。
奥様が、「今年の飾り付けはあなたにまかせるわ」というので、プレッシャーを感じながら飾り付け。
先週、ぽっちゃりさんと一緒に行ったチョコレートの店で、クリスマスツリーの飾りようのサンタのチョコも飾ってみる。
ご主人は、「素晴らしいよ。趣味が良いね」と誉めてくれるが、ちょっと怪しい。
なぜなら、余ったゴールドの丸い飾りをデッキにある白いパラソルにホッチキスでとめはじめたから。しかも3個だけ。
「すごくいいだろ?」と言うので、どうだろうか?と内心思ったが「グッド」と答えておいた。
奥様がウォーキングから戻ってきて、ツリーを誉めてくれたので、「ご主人も飾ってます」とパラソルを指すと、吹き出していた。「ちんどんやみたい」と。
階段の上の貝殻といい、ご主人の趣味は時々わからない。でも、とてもかわいらしい。
夕食後、ライトをつけてみると、飼っている黒猫がツリーの下に座り、とても雰囲気がでた。
パラソルのゴールドの玉も窓の外で照らされていた。
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