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問題なし!

さて、カジュアルフライデーがやってきた。

私はいつもと変わらない格好で。ジーンズは一本しか持ってきてないから、土日困るし。

昨日のバス止まりません事件を学習し、今日はいつもより早めに出発。奥様にいつもの坂の上まで車で送ってもらう。(バス停が坂の上なので、行きだけは送ってもらっている。)

今日は、待つこと10分足らずでいつものバスが止まってくれた。

8時半に到着。

早く到着しすぎても、みんな気を遣いそうなので、大学の本屋に行ってみた。充実の品揃え。文房具も日本の東急ハンズ並にそろっている。

うちの大学の生協と全然違う。。。

そして、15分前に職場に到着。

今日はワークショップがあるため、みんな集合していた。

昨日の眼鏡美人リーダーに朝の挨拶をしていると、フレンチ美人がなにやら慌てている。「P(わたし)、カメラ持ってきてる?」とフレンチ美人。

「持ってるよ」と答えると、「みんなカメラを忘れて来ちゃったの。今日はあなたがカメラマンよ!」という返事。

えっ?ここが主催なんですよね?アバウトすぎませんか???

しかし、今日のワークショップに参加しても英語がいまいちの私にできることがあるのは、嬉しい。

「やりましょう」と偉そうに答えてみた。

そして、やはり、みんなカジュアルフライデーだった。フレンチ美人はジーンズに腹出し、リーダーもジーンズのロングスカート、マオリ系女性に関してはアロハシャツに膝丈パンツ、髪には花まで。

彼女はサモア人なのだそうである。今後はサモア女性と訂正。

そして、やってくる他大学の人たちも、学生?と思うぐらいカジュアル。Tシャツに半ズボンにサンダルの男性、女性もカジュアルな人が多かった。

そして、アロハなサモア女性の司会進行とともにワークショップは始まった。

遠くから来ている方が遅れているので、ひとりずつ自己紹介とのこと。

私の番がやってきた。私も挨拶するのだろうか?迷っていると、中国系女子が、「P、挨拶よ!」と後ろからささやく。

「私はPです。日本から来ました。今日はカメラマンです」と言うと、一同爆笑に。意志とは無関係の笑いであったが、よしとしよう。

その後、それぞれの大学の代表者による大学の国際関係の仕事についての説明と問題点の発表があった。

とりあえず、写真撮影のみはやりとげたが、英語は全く理解できなかった。

途中の休憩で、ジュースとクッキーを食べながら、各大学のスタッフ同士でお互いの仕事について話し始めた。

私は自分の大学の国際関係の仕事をしているわけでもなく、質問にも答えられないし、どないしようと悩んでいると、オークランド工科大学の女性達とリンカーン大学の女性のグループの人たちが呼んでくれ、輪に入った。ちなみに、みんなアジア系かマオリ系である。

白人より親しみやすいし、実際一番に仲間に入れてくれるのはいつも彼らである。

たわいもない話をし、笑い、幸せを感じていた。

すると休憩時間が終わり、大学の説明の続きが始まった。

最後の大学の説明中に、サモア女性が私に、「集合写真も撮ってもらえる?」と頼みに来た。

おやすいご用である。

発表が終わった後、みんなでベランダへ。スカイタワーをバックに並ぶ。

私が写真を撮ろうとすると、フレンチ美人が現れ、「私が撮るから、あなたは入って」というので、隅っこにでも入ろうかとうろうろしていると、オークランド工科大学のアジアンビューティーが、「隣に来なさいよ」と呼んでくれたので、ほぼ中央の超VIPな場所に収まることとなってしまった。

それから、立食パーティーである。

筑波大学に留学していたというオークランド工科大学のマオリ系女子と日本語で話していると、中国系女子が「P、スシがあるよ!早くしないとなくなるよ!」と呼びに来てくれたので列に並んだ。

スシとサンドイッチとフルーツを獲得し、同じ大学の人たちの輪に入った。

食べ終わるとすぐにキャンパスツアーが始まった。月曜から研修しているが、巨大なキャンパスは謎だらけである。私もいってもいいのか?と悩んでいると、アメリカ人ナイスガイが、「君も行ってもいいよ」と言ってくれたので、参加した。

なじみのある場所、知らなかった場所、説明を聞きながらぐるっとひとまわり。

体育館にゲーセンのゲームを置いてあることに驚いた。日本の大学に置いたら、学生が入り浸って大もうけであろう。

その後、5~6人のグループに分かれて問題点について解決法を話し合い、発表するという。いやいや、午前中の話もさっぱりわからん私が仲間に入れるわけないよ、と早々に一番後ろの席に座り休んでいると、「P、カモン!」とヘソだしリーダー。「のーさんきゅー」と断ると不思議そうな顔である。だから、ムリって。

サモア女性が、「P、カモン」と追い打ちをかける。「私は理解できないので、ここで聞いています」と一番後ろのグループのすぐ後ろの椅子に腰掛けると、「君はここに座りなさい」と、うちの大学の偉い人がやってきた。断れまい。

諦めて、グループに入ったが、まず質問すらなんのことやら?である。討論は活発に行われている。

そして、食後の眠気のピークが私を襲う。

なんとか持ちこたえようとするが、眼を開けている時間より、閉じている時間の方が明らかに長い。

意識が遠のいた瞬間、「スタッフも交換留学みたいにすればいいんじゃないか?」という水色シャツのカンタベリー大学男性の発言に、うちの大学の中国系不思議ちゃんが、「それは良い考え。Pはどう思う?」とふってきた。

ただでさえ、上手くない英語は、頭が働いてないときはさらにだめになる。

単語が思い浮かばず、「それは私ら日本人には難しいんでないか?」って言おうとしてつまずき、不思議ちゃんの質問に条件反射で「ノー」と答えると、彼女は「それならいいの」と引き下がってしまった。

あれれ?そんなつもりは。。。

後で不思議ちゃんに説明し、謝ろうと思っていると彼女の帰宅時間の4時になり、会議中にそっと帰ってしまった。

中国系女子に「不思議ちゃんに謝らないとあかんね」と説明すると、「大丈夫よ。問題ない」とのこと。やっぱりここでも問題なしですか。

でも、月曜日に説明だけはしておこう。

ワークショップも終わり、ハッピータイムというみんなでお酒でも飲みながらもっと話しましょという時間がやってきた。

日本だったら、たぶん外の店を予約し接待?となるだろうが、ここは残業をしない国。4時から始まったハッピータイムは30分もしないうちに、半分以上の出席者が帰っていった。私は、午後の会議の失態をカバーするべく、それぞれのグループの写真を撮りまくった。もういやがられるほどに。

「グッドジョブ」とみんなに誉められ、とりあえず本務は全うした。

中国系女子が、「再来週の土曜か日曜にドライブに行かない?」と誘ってくれたので、嬉しくてすぐにOKした。

「来週は一緒におじいの家に行くでしょ?」そういえば、おじいの家のトラクターが日本製で取扱説明書が日本語でわからんから、家に来て訳してくれと今朝頼まれていた。

「来週なの?」

「たぶんそうなるわ」

職場とプライベートは割り切っていると思っていたから、毎週末はひとりであちこち散策するつもりだったが、観光はいつでも(何年か後でも)できるが、ここで知り合った人たちと週末を過ごせることは二度とないだろう。もちろん、私は人優先である。

「今日は帰ってもいい?」眼鏡美人リーダーに訪ねると、「もちろん!今日はハードワークだったわね。ありがとう。私は、あなたと働けて本当にハッピーよ」などと言ってくれる。

「私はあなたがそう言うのを聞いてハッピーです」と答えると、素敵な笑顔を返してくれた。

その後、荷物をコナン君のロッカーに取りに行くと、「ワークショップはどうだった?」とコナン君。「わたしには難しかったよ。しかも、昼から眠ったよ」と答えると、「僕も眠るよ。問題なし。明日は晴れるよ。素敵な休日を。そして、十分な休養を!」とコナン君。

「じゃあ、月曜に!」と出ようとすると、眼鏡美人リーダーが、「またね!」と声をかけてきた。いると思わなかったから、「おおお!」と驚くと、また意志に反して笑いをとった。

今週も終わり。

大変なこともたくさんあったけど、今日は本当に素晴らしかった。ここに来ることが出来て本当に幸せだと感じた。

それは、彼らがちゃんと言葉で表現してくれるからかもしれない。

日本では、あまり誉められなし、感謝もされない。やることやるのは当たり前。できなければ叱られる。

ニュージーでは、やることやっただけで、みんなが「ありがとう!」とかそれ以上の感謝の言葉をかけてくれる。失敗しても「問題なし!」。

大発見である。

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コメント

Pさん、なかなかおもしろい滞在記ですね。私は登場人物に勝手にアニメキャラクターを設定し、楽しんでます。
週末についても、また期待しています!
滞在先の奥様は日本語が話せるのですか?
ご飯はどんな感じですか?
滞在している、お部屋についても教えてくださいね。

投稿: smile | 2007年11月10日 (土) 11時59分

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